今回のタイトルは…「脚が太いと悩んでいるへ〜歩き方・立ち方・足指の使い方について〜」です。
最近私はウォーキングが趣味なのですが、職業柄いろんな人の歩き方を観察します。
そしてほぼ90%の人は正しく歩けてはいません。
正しく歩いている人はやっぱり足も綺麗で、多くは足の長い男性や外国の方が多いです。
変な歩き方をしてしまうと前ももを使って歩いてしまうので、前ももが強化される。
足指が使えていないので、ふくらはぎが発達する。
など、歩けば歩くほど歪んだ体になってしまいます。
今の脚の形は全て「指」につながっています。
今回は「悪い足指」その特徴やメカニズムなどについて触れています。
コンテンツ
「脚」と「足」って違うの?
この記事で紹介する「脚」という漢字は脚全体のこと。
「足」は足首より先のことを言います。
足の骨は26個あり、手は27個(足+1個)の骨があります。
何が言いたいかというと「それだけ細やかな動きをする」ということなのですが、ほとんどの人は手のように足を使えていません。
本来であれば足もグーをするとき、ほとんどの人は第二関節あたりまでしか曲がりません。
目標は、手のように握り込めるように。

歩き方・姿勢・足指の使い方ができていない人がほとんど
最近多くの人の指や脚を見る機会があるのですが、
「歩き方・姿勢・足指の使い方」がきちんとできていないために歪んでいる人が多いです。
全ての原因は「足」に!
そもそも、歩き方が悪いとその歩き方に応じた足の形や体のスタイル・姿勢になります。
足がうまく使えていないために、姿勢やスタイルが歪んでしまいます。
外で歩いていても、やっぱり歩き方が上手な人は背の高い人や外国の人です。
特に女性は骨盤も歪みやすく足が使えていない人が多いです。
足がどんどん使えなくなってしまう特徴をさらに詳しく
- 足底がちゃんと使えていない
- 土踏まずのアーチも変
- 足の関節がそのまま固まっている
- 関節にひっついてる筋肉が使えない
- 筋肉が固まって縮こまる
- オマケに筋肉が使えていないので、血流が悪くなりむくみやすくなる。しもやけなどになる。
上記はすべて同時に起こり得ます。
順序はなかったりすることが多いです。
足とは体の全部の体重をささえています。
立っているだけで、毎日足指を筋トレしているようなものです。
なので、変なフォームで筋トレをすれば変なところに筋肉がつくように、変な立ち方・歩き方・足指の使い方をすれば、変なところに筋肉がつきます。
さらにヒールを履くと、さらに歪んだ歩き方が強化されたり、ダイエットのために走ればさらに歪みがひどくなり……
カロリー消費のためにより長く走ったりバイクを漕いだり、階段を登ったりするとより負荷がかかります。
足が歪んでいる人の特徴
- 浮き指。
→いもむしさんのように足がしっとりしていて、指がふにゃっとなってる人が多い印象。かかとと指の付け根で歩いています。
- 足の横幅が広い。扁平足など。
→横のアーチがぺったんこになっている。または足がぺったんこ。踵に体重をかけている人が多いです。
- タコになる。
→親指の横、小指側、足裏の中央、指の関節の上にある。
- 小指が内側に曲がる、親指がねじれる。
→変なところに力がかかっているので、こんな形に。
- 第三関節まで曲がらない。
→第二関節まで曲がる人が多いのですが、手のように握り込める人は少ないです
- ペタペタペンギンさんのように足をついて歩く。
→どすどす音を立てて歩く人が多いです。
- ちゃんと立てていない。
→足裏全体でぺったりと立てていない人が多いです。
- 何をするにしても「指に力が入る」
→スクワットなどしていても、歩いても無意識に足の指に力が入ります。
- 全体的に力が入っている。
→足が綺麗な人は、力が入っていません。
- 体の軸ができていない。
→こんな人は片足でバシッと立つことができません。
- お尻をフリフリして歩いている。
→軸ができていないため。
- 体が歪んでいる。
→右肩があがっていたり、など体が歪んでいる人は足が太いです。
- 歩いている時に、後ろ足を曲げて歩いている。(ヒールの人など)
→きちんと裏のももを使えていない証拠。
そもそも正しい足にするために大事なことって何?
足指がキーポイントです。
- 足指を動かすこと
- 足指に体重を乗せて立つ、歩く
とりあえずこれだけはやめてってこと
- スリッパ・サンダルを履く、上履きのかかとを踏む。→浮足がさらにやばくなる
- 自分に合わない靴を履く。→無理に履くと、脚が歪みます。
これだけは全方位の人に言いたい。これだけはやめてくれればとりあえず今回はOKです。
まとめ
足は土台。大事なもの、と分かればOKです!
参考文献
- 好きになる解剖学 Part2 (KS好きになるシリーズ)
- 超簡単足指トレーニングであきらめていた外反母趾が治った!
- 筋肉の使い方・鍛え方パーフェクト事典
- ぜんぶわかる人体解剖図―系統別・部位別にわかりやすくビジュアル解説