今回は計画していたことが一つでもだめになった瞬間、全てが台無しになるという方に送るお話です。
「世界で一番低いスタンダードが完璧だ」
-世界No.1コーチ Anthony Robbins
完璧主義のマインドセット
完璧主義のマインドセットの例としては、
- 朝ごはんプロテインとか、おやつ食べない!とか、決めたご飯にできなかったとき、もういっかって食べすぎちゃうとか。
- 1週間トレーニング頑張ってたけど、1日サボったらもういいやってなったとか
- 継続してずっとやれば何か効果が出ていたかもしれないのに、途中で我慢できなくて投げ出しちゃうとか。
完璧主義のコスト
完璧主義としてあるためには、「コスト」が必要になります。
コストとは、お金や時間など何かを支払うことですね。
完璧主義のコストは、
ハードルが高く、現実的ではなく、達成が難しい
ストレスが常にある
自信常にない
周りのプレッシャーに弱い
決断できない
自分の人生やキャリアで何をしたいのか分からない
完璧主義になっているために、これらのコストを支払っているということですね。
完璧主義のマインドセットがうまくいかない理由
こう考えるとわかりやすいと思いませんか?
例えばパズルを作り始めて、何個か端っこにピースをはめて、さあ、次だと思っている時。
作っているとき一つのピースがどこにハマるのが分からなくて、うーんうーんって考えて、考えて、「もういいやーーーーー」ってそれを全て壊してしまう。
また最初から作る。
作っては壊し、始め、また作っては壊す。
ダイエットがうまくいかない、なんて言う方は、
このいわゆる「完璧主義」マインドセットの考え方の方すごく多いです。
マインドセットを変える方法
このパズルで言うと、どうすればいいと思いますか?
パズルを完成させるために、やることは、
- 一つのはまらないピースがあれば、例えば横にちょんって置いといて、一旦そのピースのことは忘れておくとか。
- 分からないピースがあれば、どんどん弾いていくっていうのが、なんとなくでもパズルの全体像を見るためにすっごく大事なことです。
試験を受けるときもそうなんですが、全ての問題をとりあえずでも解いておけば、部分点で合格するかもしません。
しかし、完璧主義マインドセットの方は、完璧をこだわって、一つの問題につまずいたらそのままずっとその問題から動かず、考え込んでしまって、そのテスト結局不合格になってしまったりしまうんですね。
最低目標はパズルをある程度まで完成させる、試験にとりあえず合格する、というマインドセットがあれば、最低でもクリアできるんです。
だけど、パズルを完璧に作らなきゃ、とか、試験に100点で合格しなきゃ、間違ったらもうダメだって思っているというのは、
一生自分のゴールを達成できないマインドセットなんですね。
結論
なので、これからは
例えば計画していたことが少しでもダメになっても、そんなもんかと続ける
朝ごはんプロテインとか決めたご飯にできなかったとき、次からやればOKとか
1週間トレーニング頑張ってたけど、1日サボって日が空いてもまた続ければいいかとか
途中で投げ出しちゃうということは、自分って逆に途中まではできるからそんな自分でも続けられることは何かな?とか
そんなふうに考える方が建設的なんです。
とにかく粗くてもいいから続けることですね。
最終目標は痩せることではなく、続けることです。
人間は失敗する生き物です。
それを前提に動くという方が基本的にうまくいきます。
ぜひぜひ考え方を変える練習をしてみてください。