ダイエットうまくいかない…リバウンドしてしまうんです……!
という人には、「ダイエットが必ずうまくいかない」考え方があります。
マインドセットは、思考回路の癖のことをいいます。
この思考回路の癖が、「ダイエット=うまくいかない」という結果を引き起こしている可能性が高いです。
コンテンツ
なぜうまく行かないのか?
認知行動療法というカウンセリングの手法をご存知でしょうか?
こちらの基本概念としては、「考え方」が、行動や気持ちに影響を与える、というものです。
私たちの気持ちや行動は、そのときに頭に浮かんだ
「考え(こころのつぶやき)」の影響を受けます。
-こころのスキルアップ・プログラム
「認知療法・認知行動療法の視点から」監修・著者 大野 裕
つまり、ここでお伝えしたいのは、その人が持つ、
「ダイエットの思考の癖」が、その人の行動や、感情に影響することで、結果が180°変わります!!
「ダイエットの思考の癖」→行動や、感情に影響→「結果」
パソコンでも良いプログラムを設定すれば、パソコンは正常に動きます。
しかし、うまく作動しないプログラミングを施せば、パソコンは動きません。
そのプログラミングのことを癖と便宜上説明しております。
私が何も分からない頃、「ダイエット」とカタカナで表記をすると、あまりよくないイメージがあるため、「Diet」という英語表記に変えたことがあります。
ダイエットイメージが良くない人のループ
ダイエットの思考の癖が、そのように行動や結果に結びつくか、シュミレーションしてみましょう。
【前提】
ダイエットのイメージが良くない。
ダイエットは辛いと思っている。
辛い=結果が出ると思っている。頑張った感がとても大事。
↓
ダイエットが辛いのは当たり前、辛いトレーニングや食事制限を行う。
↓
2ヶ月ぐらいは頑張る。
※根性がある人はここをずっと続けています。ただし、条件付き。何か大事なものを失っているなど。
↓
だんだん辛くなってくる。(辛いものを選択しているから)
↓
つらくても成功している人をみたりして、自分を責め始める。
「なんで他の人はうまくできているのに、私はできないんだろう」
↓
緊張の糸がぷつっと切れる。リバウンド
↓
振り出しに戻る、または更にひどくなる。
また頑張ればうまくいくというマインドセットがあるため、
食事制限・トレーニングなどを始める。
↓
以下ループ
or 自分の感覚ややりたいことを麻痺させて、根性で続ける
もがき続ける
心当たりありましたか?
ここら辺は筆が進んだのですが、なんのこと、私自身の過去の体験でした…!
(こんな時、ネタ提供してくれた過去の自分に感謝です)
ダイエット成功しない人のマインドセット
実際のマインドセットを紹介します。
基本的には、「ダイエット=良くないイメージ」のプログラミングあります。
ダイエット=つらい
ダイエットがつらい、と思う人は、
基本的にはつらいトレーニングや、食事制限をするストイック型になりやすいです。
つらいことをあえて選択することで、結果を得ようとするタイプ。
過去のお客様で多かったのは、好きではないジョギングを10km毎日していた、断食を毎週している、暗闇系のトレーニングをしたくもないのにしているという方が多かったです。
逆にうまくいく人は、走ることが好きだったり、体調によって、食べるペースを考えていたり、トレーニングすることがライフワークと思っている人でした。
まあ補足として、「私Mなの♡」と多少の快感を感じていながらできている人もいましたっwwwww
一概に良くないマインドだとは言いにくいのですが、このダイエット=つらいというプログラムでうまく行っていない人は変えた方がいいと思います。
ダイエット=かったるい、面倒、大変
ダイエット=大変なことをしないといけない。面倒でもやる。
ハードルが高くないといけない、と思っている方です。
こんな方ほど、自分は怠け者だから、パーソナルトレーナーについてもらって、強制的にお金を払って痩せようという方が多いです。
トレーナーがいれば良いのですが、環境が変わったとたんに、トレーニングをしなくなり、リバウンド。
逆にうまくいく人は、できることから少しずつ、無理はしない、自分のできそうなところからコツコツ、継続をしています。
例えば宿題を出したら毎日自分でやる、メモを取るタイプの方などは成功します。
ダイエット=我慢の連続
ダイエット=我慢の連続。
こちらのタイプの方は、好きなことを抑制するタイプです。
我慢して大好きな米や・お菓子・好物を止めれば痩せられる、と考えています。
小さい頃から、お姉ちゃんだから我慢しなさい!→良い子だね、と褒められた人など、我慢=良い体験と結びついているパターンなどもあります。
嫌いなトレーニングもある程度我慢してできる、しばらくの間はうまくいきます。
それか数年単位でうまく行きますが、何か心の中にしこりのようなものがあり、それを正当化しようとするケースもちらほら。
(ダイエットできてない人なんて、怠け者だ!私はできている!みたいな発言をしたり・・・)
または我慢すれば良い結果が得られるのに、なぜ私はできないのだろう?と責める方も。
つねに深く暗い海に溺れており、もがいているイメージです。
気力があってもがき続ける人もいますが、途中で力尽きる人もいます。
うまくいく人は、その海と上手にお付き合いし、波を乗りこなして、ぷかぷか気持ちよく浮いているような人です。
大好きな食べ物もやめていないのに、痩せています。
それも、体の声が直感で聴けている人が多いです。
まだまだたくさんありますが、とりあえず一番多いマインドセットを書いてみました。
お客様の変化
お客様の変化はこんな感じです。
ビリーフチェンジ という手法を使い、10分程度で変化させるものを何度か行っています。
こちらは、1回目と12回目の変化です。
下記の感想の方は、毎朝白湯を飲む、トレーニングをコツコツやる、ストレスだった満員電車が「しょうがないな」ぐらいしか思わないようになりました。
ダイエットに関して180°も変わり、行動も小さいかもしれませんが、一つ一つがかけ合わさってずっと続けるようになれると、大きく結果が変わってきます。

↓

さて、質問なのですが、上記だとどちらのタイプの方がダイエットがうまくいくと思うでしょうか?
うまくいっていないマインドセットでは、すぐに痩せ一旦成功するものの、リバウンドを繰り返すか、またはずっと心に何かシコリのようなものを抱えたまま暮らすがゴールになります。
うまくいくマインドセットでは、ダイエットが楽しくなり、いつの間にか痩せていた!健康になっていた!がゴールになります。
どちらの世界に行きたいですか?
お伝えしたいこと
つまり、みなさんにお伝えしたいことは
そこから認識が始まり、必ずうまくいくようになります。
今テストの点数が何点か分かれば、そこから更にブラッシュアップすることができるということです。
まずは、自分と見つめあうことです!!
うまくいく人は、必ず「自分」を知っています。
自分だったらここで挫けそうだから、これはやらない。
これなら簡単にできそう、の線引きがすごいのです。
それを一瞬で好きなものを嫌いなものに変えられる方法のように(前の記事参照)、
考え方を一瞬で変えられる方法もあるので、ご興味ある方はご連絡ください。
一番大事な考え方は「ダイエットとは」を振り返ることから始まります。
無理やりに短期間で結果を出す辛いダイエットではなく、心地よくゆっくりいつの間に結果が出て一生綺麗でいられるダイエットを。
参考文献
http://mukiai.net/data/japan/%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0.pdf