タイトルを見て、「うんうん! 本当に自分の体に合って塩を選びたい! というかいい塩と良くない塩の違いは何なの?」と思った方。
素晴らしいです!!このまま読み続けてください!
タイトルを見て、「え? 塩に良い悪いがあるの? 減塩したほうが良いんじゃないの?」と思った方。
良い質問です!
そんな方はまずこちらの記事を読んで、価値観を変えてから帰ってきてください(笑)

今日は自分の家にあるほとんどの塩がアウト、ということ。
よく聞かれる疑問についてまとめています。
コンテンツ
自分の家で使っている、塩の成分表を見てみよう!

原材料名 | 海水(岡山県) |
---|---|
工程 | イオン膜、立釜 |
標準栄養成分 | ナトリウム:35g カリウム:880mg マグネシウム:300mg カルシウム:160mg |
標準栄養成分 | 塩化ナトリウム:90g |
ここでポイントなのは、工程ですね!
こちらの「日本海水」というサイトでは、こんな解説されていますね。
現在、日本で造られている塩の90% 以上は、イオン交換膜製塩法によるものです。これは世界でもその安全性を評価されている製塩法で、日本海水もこの方法で塩造りを行っています。
汲み上げられた海水は、まず、ろ過によってにごりが水道水の10分の1 というレベルにまで浄められ(小名浜工場にて採取・測定した値)、その後、イオン交換膜透析槽で濃縮されます。これは、塩の主成分となるナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、および塩化物イオンなどが溶けた状態だと、プラスとマイナスの電気を帯びていることに着目した方法で、電気の力で塩の主成分を集めるものです。引用:日本海水
https://www.nihonkaisui.co.jp/small_customer/learning_salt/Japanese_salt
簡単に言うと、
塩を綺麗にするために、フィルター通して、めっちゃ綺麗にしてるよ!
ということですね。
コーヒーフィルターのすごい版、って感じ。
(身も蓋もない言い方)
からだにいい塩、悪い塩。イオン交換・立釜法はなんでアカンのか?
コーヒーフィルターすごい版でもなんでアカンのか?
問題は、殺菌効果が高すぎて「塩化ナトリウム」以外の大事なミネラルがなくなってしまう、ということです。
というか、「塩化ナトリウム」製造機。
塩素イオンも。塩分のしょっぱいやつ。
現在の減塩では、塩の摂りすぎ、というよりも「塩化ナトリウム」の摂りすぎによる、むくみ、高血圧などが問題になっていますね。
じゃあどうやって選べばいいの? おすすめは?
おすすめは、工程に
- 天日・平釜法:干して加熱して煮詰めてるやつ
- 平釜法:煮詰めてるやつ
- 天日法:めっちゃ干してるやつ
これだけはやめとけってやつは、
- 逆浸透膜・平釜法:フィルターあるやつ
- イオン膜交換:イオンレベルで細かいフィルターあるやつ
- にがり補足再製塩:にがりを足してるやつ
簡単に言うと、
成分そのまま!! 煮詰めたり・干したりしてる塩はOK。
変なものを足してたり、綺麗にしすぎていたりするものがNG
菌と一緒で、除菌しすぎると風邪に弱くなる的な。
綺麗に除去しすぎると、有効成分がなくなっちゃうからね。
じゃあにがりを添加したらいいんじゃない? そもそもにがりって何?
苦い汁、と書いて、苦汁(にがり)。
苦汁(にがり)とは、簡単に言うと
塩を煮詰めて取ったときに残った、苦い汁!!
死ぬほど苦い。
豆腐を固めるために使ったり。(塩化マグネシウム)
ちなみにこの中に含まれている、塩化カリウムは、死刑執行や安楽死のときに使われたり。
海の水などは、えぐさを感じたり、ちょっと苦かったりする。
これも一緒で、チームワークが大事だったりするんですよね。
例えると、会社で、できないやつを首にして、できるチームを作るけど、できるチームばかりだとあんまりうまく作動しないみたいな。(8:2の法則みたいな)
その時、その時の調和があるのに、一旦調和を引き離して、良いものだけを追加しようとしても、うまくいかない的なことって会社でもありませんか?
前回の記事でも書きましたが、ポイントは、
調和。
サプリで良いものを得ようとしたり、苦汁で良いものを得ようとしても、調和がないと、うまく体が働かないんです。
最初から、いい塩を買うほうが自然だし、そっちの方が調和できるんですよ〜〜
原材産地が、海外(メキシコ・オーストラリアなど)もあったよ!!という方。
近代の塩田、海外では、うわずみ液を結晶化されることも多いようです。
製法がいい感じでも、もともとの海外の塩が、ほぼ塩化ナトリウムなんてことも……
岩塩や湖塩はどうなの? お洒落やけど。
岩塩の取り方って、やっぱり岩にひっついているので、岩から採掘して取るんですよね。
私が海の水をおすすめしている理由は、
- もともと人は海から生まれたということが一つ。海の水が元ということ。
- もう一つは、海ほどミネラルバランスが整っていない、ということです。
岩塩は、山にあるので、金属系が溶けていたり、逆に大切なミネラルが消えていたり。
湖は何億前からのあるので、成分が偏っていたり。
お洒落なんですけどね。パッケージとか。
お洒落で値段が高くて安心!という時代ではなくなっているのかもしれないですね。
マーケティングに踊らされず、本質を見つめられるようなそんな人になるべく私も頑張ってます。
「本物の塩」の選び方!おすすめ塩編。
ということで、おすすめの塩はこちら!!

毎度言うのですが、海の精の回し者だと思っていただいて大丈夫です。。
(そして、海の精からは一円も貰ってないので、なんか欲しいです!笑)
ちなみにその塩を使った、塩麹の作り方。

まとめ
海塩、最高!と思っていても、環境のことも気になりますよね。
マイクロプラスチックなどが入った海水なども飲みたくありません。
私はなるべく環境に良いように下記も買いました!
蜜蝋が塗られた環境に良いラップです。
ちょうど東京のファーマーズマーケットで見つけて、それ以来愛用しています♡
皆さんもエコバックなども使って見てくださいね。

参考
日本人には塩が足りない!―ミネラルバランスと心身の健康
からだに「いい塩・悪い塩」
「塩」は体を温め、免疫力を上げる!―今までの、極端な「減塩」信仰は大間違い! (リュウ・ブックス アステ新書)
長生きできて、料理もおいしい! すごい塩
正食と人体―一倉定の体験的健康学
https://www.nihonkaisui.co.jp/small_customer/learning_salt/Japanese_salt
https://www.jstage.jst.go.jp/article/swsj1965/54/1/54_45/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/swsj1965/53/5/53_356/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eiyogakuzashi1941/57/5/57_5_249/_pdf
http://www.miso.jp/hokoku/k-hokoku-033.pdf